冬のゴルフではゴルフボールが飛ばなくなるとお聞きしたことはないでしょうか?
ゴルフ歴が長い人であれば冬は飛距離が落ちてしまうと理解をしている方も多いかと思いますが、初心者の方であれば理解している方も少ないかと思います。
そう、冬のゴルフではゴルフボールが飛びにくくなるため、冬にあったゴルフボールを選ばなければなりません。
そこで本記事では、冬のゴルフボール選びについて解説を行うと共に実際に販売されているおすすめのゴルフボールまでをご紹介いたしますので、ご覧くださいませ。
冬ではなぜゴルフボールが飛ばないのか
冬にあったゴルフボールの選び方を解説する前に、そもそもなぜ冬ではゴルフボールが飛ばなくなってしまうのかについて解説を行なっていきます。
人によって様々ですので一概に断言することはできませんが、夏と比べて冬ではゴルフボールの飛距離が約5〜20ヤード落ちてしまう傾向にあります。
ここまで飛距離が変わってしまうのは大きく分けて主に3つの要因があります。
- 空気抵抗が上がっている
- ゴルフボールが冷えている
- 身体の筋肉が硬くなっている
それぞれについて解説していきますので、ご覧ください。
空気抵抗が上がっている
冬のゴルフでゴルフボールの飛距離が落ちてしまう原因としてまず最初に挙げられるのが、空気抵抗が上がっていることにあります。
冬は夏と比べて気温が低く、気温が低いと空気の密度が高くなり空気抵抗が上昇します。
気温が低い時に打ったボールは空気抵抗が高い状態の中を進むため、物理的に飛距離が落ちてしまいます。
反対に夏は気温が高く空気抵抗も低いため飛距離が伸びやすい傾向にありますので、夏と比べてガクッと飛距離が落ちてしまったと感じるのも珍しいことではありません。
ゴルフボールが冷えている
冬の寒さは空気抵抗だけでなくゴルフボールそのものにも影響を与えてしまいます。
ゴルフボールの主成分はゴムとなっているため、冷えてしまうとボールそのものが硬くなってしまい本来持っている反発やスピンする性能が落ちてしまいます。
つまり、冷えて硬くなったボールはインパクト時に潰れにくくなるため反発力が低下し飛距離が伸びないことやゴルフボールの浮力が落ち高く上がらないなど様々な影響を与えてしまい、その結果、飛距離が落ちてしまいます。
身体の筋肉が硬くなっている
冬は寒さでゴルフボールが硬くなってしまうだけでなく、人間の身体にも影響を与えてしまいます。
冬は身体が冷えてかたまりやすく、特に筋肉はストレッチや準備運動などで十分に温めておかない硬く強張ってしまいます。
その結果、身体の可動域が狭くなってしまいスイングフォームが夏場などの暖かいもしくは過ごしやすい季節と比べて、崩れやすく飛距離が落ちてしまうことがございます。
また、冷え性などの方であれば手先が冷えてしまうことで手先の感覚が鈍くなりグリップをうまく握れていないことから、ボールを正しく打てずに飛距離が下がってしまうこともございますので、注意しましょう。
冬のゴルフボール選び
では実際にここから冬のゴルフで活躍するゴルフボールの選び方について解説をしていきます。
冬は空気抵抗が上がっていることやゴルフボールが冷えて硬くなってしまうなどのデメリットを考慮しゴルフボールを選びましょう。
冬のゴルフボール選び、最大のポイントはソフト系のゴルフボールを選ぶことです。
冬はなぜソフト系のゴルフボールを選ぶことが大切なのかについて次項へまとめておりますので、ご覧ください。
ソフト系のゴルフボールを選ぶ
冬にはソフト系のゴルフボールを選ぶことが大切であると前項でご説明をいたしましたが、その理由はとても簡単なものになります。
「冬ではなぜゴルフボールが飛ばないのか」でご説明をしましたが、冬は気温が低くいためゴルフボールが冷えて硬くなってしまい、その結果飛距離が落ちてしまうとご説明をさせていただきました。
つまり、硬いボールを冬に使用してしまうと寒い中ではより硬くなってしまうため、飛距離が落ちてしまいます。
ソフト系のゴルフボールであればボールそのものが柔らかいため、気温が低い冬でも硬くなりにくく飛距離が落ちない傾向にあるのです。
特に初心者の方であれば、冬のゴルフにはソフトな打感を売りにしているディスタンス系のゴルフボールを使用すると良いでしょう。
また、スピン系のゴルフボールを使用している中級者〜上級者の方で普段は硬いボールを使用しているという方は柔らかいスピン系のボールを選ぶと冬は飛距離が伸びやすくなります。
スピン系のゴルフボールは注意が必要
スピン系のゴルフボールと言うとグリーンでしっかり止まるというイメージをもたれるのではないでしょうか?
しかし、冬のゴルフではこのスピン系は注意が必要になります。
その理由は冬は気温が低いためゴルフ場によっては、グリーンが凍ってしまっておりボールにスピンが掛かっていてもグリーン上で止まりにくいといったことが起きてしまいます。
しかし、そうは言ってもディスタンス系のゴルフボールと比べてスピン系のゴルフボールの方が冬でも圧倒的にグリーンでは止まりやすいので、グリーンで止まることを意識したい場合にはスピン系のゴルフボールを選びましょう。
冬におすすめのゴルフボール3選
では実際に販売されているゴルフボールの中で冬に使用すると飛距離が落ちにくくて良いとされている物を3つご紹介いたします。
初心者〜上級者まで幅広く需要のあるゴルフボールを選んでおり、尚且つ一般的なゴルフショップであれば比較的どこでも手に入りやすいゴルフボールをご紹介させていただくことと合わせて、ロストボールでの販売についてもご案内しておりますので、ご覧ください。
【テーラーメイド】 DISTANCE + SOFT
初心者が冬のゴルフで使用するのにおすすめのゴルフボールが、テーラーメイドより販売されておりますディスタンスソフトというボールになります。
その名の通りディスタンス系でありながらソフトな打感を持ち合わせているゴルフボールとなりますので、飛距離が出しにくい初心者がさらに飛距離が落ちてしまう傾向にある冬にぴったりな冬に飛距離が出やすいソフト系のディスタンス系ゴルフボールになります。
商品名 | DISTANCE + SOFT |
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新品価格(税込) | 2,420円 |
ロストボール価格(税込) | 1,400円〜 |
カラー | ホワイト イエロー マルチカラー |
オンラインショップ | テーラーメイド公式オンラインショップ |
ロストボールショップ | リゴルフ公式サイト |
【ブリヂストン】 TOUR B JGR
中級者や女性ゴルファーにも大変おすすめなのがブリヂストンより販売されておりますツアービーJGRになります。
冬はゴルフボールが硬くなってしまうことにより反発力が落ちてしまいますが、このJGRはコアは柔らかく設計されていることからボールが潰れやすくそして反発力が高いゴルフボールとなるため冬のゴルフにも活躍するゴルフボールとなります。
商品名 | TOUR B JGR |
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新品価格(税込) | 6,380円 / 12球 |
ロストボール価格(税込) | 2,230円〜 / 20球 |
カラー | ホワイト パールホワイト イエロー パールピンク マットレッド |
オンラインショップ | ブリヂストン公式オンラインショップ |
ロストボールショップ | リゴルフ公式サイト |
【タイトリスト】 Pro V1
上級者ゴルファーの多くに愛用されているPro V1はプロゴルファー使用率No.1のゴルフボールになります。
冬でもしっかりスピンを効かせて尚且つ飛距離も飛ばしたいということであれば、このPro V1を使用することが間違いないでしょう。
ただし、グリーンが凍ってしまっているところではボールにスピンが掛かっていても止まりにくいので、ご注意ください。
商品名 | Pro V1 |
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新品価格(税込) | 7,150円 / 12球 |
ロストボール価格(税込) | 2,800円〜 / 20球 |
カラー | ホワイト イエロー |
オンラインショップ | タイトリスト公式オンラインショップ |
ロストボールショップ | リゴルフ公式サイト |
まとめ
冬のゴルフでは飛距離が落ちてしまうため適切なゴルフボール選びが必要となりますが、如何でしょうか。
ゴルフボールが冷えて硬くなってしまうのであれば「温めれば良いのでは?」とお考えの方もいるかと思いますが、実は故意にゴルフボールを温めることはルール違反となり、大会などでは失格扱いとなりますのでご注意ください。
冬も楽しく快適にゴルフをプレーするために季節にあった対策をとってスコアアップを狙っていきましょう。