ロストボール回収業者とはその名の通りロストボールを回収する業者のことを指しますが、具体的にはどのような会社が回収を行っているのか不鮮明な部分もございます。
また、近年ではゴルフボールダイバーなどというお仕事も存在しており、潜水士の免許を持った一個人がゴルフ場にある池などに入っているボールを回収しているケースも少なくはありません。
そこで、ロストボールの回収を行なっている業者はどのような業者なのか、またその作業内容はどのようなものを指すのかについて解説を行なってまいります。
そもそもロストボールとは?
ロストボールとはそもそも何なのか分からないという人もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明をさせていただきます。
ロストボールとはゴルフ場でゴルフをプレイしている人がミスショットなどによってゴルフ場内で無くされてしまったゴルフボールのことを指します。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ
ロストボールとは?新品と中古の違いについて解説!
ロストボール回収業者とは?
冒頭でもご説明を行った通りとなりますが、ロストボール回収業者とはその名の通りの業者であるロストボールの回収を行なっている業者のことを指します。
具体的には、ゴルフ場と提携をしOBゾーンや池などへ落ちているロストボールの回収を行なっている企業のことですが、業者によっては既にゴルフ場が集めたボールの買い取りのみを行うという事もございます。
どこまで回収ができるのか?
ゴルフ場にある全てのロストボールを回収することは可能ですが、業者によっては潜水士を置いていないところもございますので、池に入ってしまっているボールの回収などは出来ないということもございます。ただし、池が浅く潜水をする必要性のない場合は資格なしでも池に入ることが可能ですので、その場合は胴付き長靴などを履き回収する場合もございます。
基本的にはゴルフ場の管理下である敷地内でゴルフ場が許可を出しているところでしたら、どのようなところでも回収は行なっているという認識で問題ないかと思います。
作業内容について解説
ここからはロストボールの回収業者が行なっている具体的な作業内容について解説をしていきます。
ただし、業者によって作業内容は多少異なるためあくまでも一例としての紹介となってしまいますので、ご了承くださいませ。
OBゾーンなど陸上での回収
もっとも多い回収作業は陸上に落ちているロストボールの回収となります。
基本的にはゴルフ場のOBゾーンへ落ちているゴルフボールのことを指します。
OBゾーンでは林や急斜面になっている場所が多く、プレイヤーはOBをしてしまったボールを探そうにも危険なため探すのを起きらめてしまうケースが非常に多いため、陸上にはかなりのロストボールが落ちております。
現在はまだロストボールの回収機械などは無いため、回収業者の者が手作業で1球1球回収していく作業が一般的となります。
「陸上での回収は行なっていない」という業者はまず無いと言っていいでしょう!
OBゾーンに落ちているロストボールを回収してもらいたい場合は、ロストボール業者であればどんな業者でも回収を行えますので、ご安心ください。
池に潜水しての回収
池に潜水をし中に落ちてしまっているロストボールの回収を行うのも業者の作業内容にはなりますが、これには潜水士の免許が必要になってきます。
こちらは冒頭でもご説明をいたしましたが、業者によっては潜水士を置いていないケースもありますので、そのような場合には潜水をして池ボールを回収するという作業はできません。
池の中にあるボールを潜水して回収を行なっていただきたい場合には、事前に業者へ潜水での回収は可能か否かを聞く必要がございますので、ご注意ください。
潜水時期につきましては、ウェットスーツを着ての作業になるため基本的には冬でも可能にはなりますが、東北などの地域によっては朝晩の水温が低すぎるので昼間のみの回収となるケースもございます。
買取のみ行うケース
ゴルフ場によりますが回収作業はゴルフ場が全て行っており、その回収したゴルフボールを買取だけしてもらいたいというケースも非常に多くございます。
その場合ももちろんロストボール回収業者が選別をして買取回収を行うことが可能になります。
買取金額については業者によって基準が異なるため一概には言えませんが、最新モデルのゴルフボールでワンショットで無くされており傷などがなく状態が非常に良い物ですと高値で買取を行ってくれる業者もございます。
一方で、買取ることができないゴルフボールもあり、それは割れてしまっているボールや亀裂の入ってしまっているボールなど再利用することができない状態のボールは買取することができません。
このようなボールは一般的に0円という査定で回収をし業者が廃棄にいたします。
ロストボールの査定方法
作業内容にロストボールの買取がある場合にはその査定を行うのも作業の一つとなり、査定結果の金額をゴルフ場及び依頼者へお支払いをいたしますが、この査定につきましては先ほどご説明をした通り業者によって基準が異なります。
ボールの種類ではなく数量で決めている業者もあれば、ボールの全体像を見て査定を行う業者もあります。
ボールの全体像を見て査定を行う場合には、ボールのメーカーや銘柄を見ることはもちろんのこと品質の度合いも確認をしトータルで査定費用を算出いたします。
買取業者はボールを細かく見てくれるところ選ぶべき!
ロストボールの買取を行ってもらいたい場合には、細くボールを見て査定をしていただける業者を選ぶと良いでしょう。
細かく見てくれる業者であれば、ボールのメーカーや銘柄、品質などを見てトータルで査定結果を出すためボールの買取金額が高くなるケースが非常に多くございます。
一方で、ボールを細かく見ない業者では、そもそもボールの数を細かく数えていないことや品質やメーカーなども見ずに買取るケースがあり、この場合せっかく品質が良くボールのメーカーなども有名なものが多く含まれていても高値で買い取っていただけない場合がございますので、ご注意ください!
ロストボールの回収にかかる費用は?
ロストボールの買取ではなく、回収作業をお願いする場合に気になるのはどれほどの費用がかかるのかという点になるかと思います。
こちらも業者によって異なりますが、回収した球数によって費用を定めているケースもあれば、反対に回収したボールを買取るというケースもあり回収作業に費用がかからないというケースもございます。
費用がかかる場合には、およそ10,000円〜100,000円程の振り幅がございます。
これは回収するための作業人員によって異なるため、上記よりもかかる場合もございますのでご注意ください。
また、池に潜水しての作業につきましては、池一つにつき10,000円〜30,000円ほどかかる場合がございます。
回収したボールを買取る場合には、回収作業自体に費用が発生することはなく、むしろ集めたボールを買い取っていただけるので、ゴルフ場にとっては一石二鳥ではないでしょうか?
関東近辺でロストボールの買取ならリゴルフ!
リゴルフでは、関東全域と一部東海エリアにてロストボールの出張買取を実施しております。
既に集められているロストボールの買取を行うことはもちろん、OBゾーンの回収作業なども可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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まとめ
ロストボールの回収業者とその作業内容について解説を行いましたが、如何でしょうか?
ロストボール業界というのは長い歴史がある業界ではありますが、業界の中で査定の最低基準などは設けていないため買取を行っていただきたい場合には、業者選びに苦労してしまうかもしれません。
回収作業に入っていただく前に事前確認を徹底することはもちろん、買取の場合にもどのような基準で査定を行っているのかなどをお聞きしてみると損をしなくて済むかもしれません。
昨今SDGsなどとも言われておりますので、再利用できるゴルフボールは積極的に再利用していきたいですね!