初心者ゴルファーやエンジョイゴルファーの味方であるロストボールですが、そんなロストボールの魅力といえば新品と比較して中古品ということもありとてもお得に購入してゴルフを楽しめるということではないでしょうか?

しかし、そんなお得なロストボールについて調べてみるとSNSやネット記事には「ロストボールは性能が落ちている」、「ロストボールは使うな!」などの否定的な意見が多数見かけます。

ロストボールの性能が落ちてしまうのは本当なのか否か、本記事ではロストボールの性能に着目しロストボールを販売している企業である弊社(株式会社マルクテ)の観点で詳しく解説いたしますので、ご覧ください。

ロストボールの性能は落ちるのか?

結論からお伝えするとロストボールは新品のゴルフボールと比べて性能は落ちているものとそうでないものの2種類がございます。

ロストボールは元々ゴルフ場のOBゾーンなどの林や森に放置されていたボールであるほか、ゴルフ場内にある池などのハザードに水没していたものなどが含まれ、これらのボールは弊社のような企業もしくはゴルフ場が委託してお願いをしているゴルフボールダイバーなどへロストボールの回収を依頼し、回収されたのちに再利用品として販売がされます。

陸上で放置されていたボールしかり水没してしまった物は新品と比較してしまうと確かに性能は低下してしまいます。

その一方で、性能の低下がほとんどない新品と遜色がないロストボールも存在します。

性能が低下していないロストボールとは、新品をワンショットで無くされた後にすぐに回収されたロストボールのことを指し、この場合は性能の低下がほとんど見られない新品同様のロストボールとなります。

性能が低下するボールがある一方で性能の低下が見られないものもあるため、一概にロストボールを完全に悪として否定するのは間違えであると言えるでしょう。

では、実際にそれぞれの環境でどの程度性能が下がってしまうのかについてご説明をさせていただきますので、ご覧ください。

性能が落ちていないロストボールとは?

新品と遜色ない性能が低下していないロストボールの実例
ReGolfが取り扱うロストボールのAランク商品

冒頭でロストボールには性能が落ちているものとそうでないものの2種類が存在するとご説明をし、性能が落ちていないロストボールは、新品をワンショットで無くされたのちにすぐ回収されたものが該当するという説明があったかと思います。

「実際にそんなロストボールは存在するのか?」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、ロストボール業界にいる弊社にはそんなロストボールが案外たくさん入ってきます。

このようなロストボールは主にワンショットで無くされていることが大前提あり、尚且つカート道や木にも当たらずに陸上の日陰などに落ちているロストボールが該当するため、性能は新品に等しい性能であるため上級者の方でも納得して使用できるような物になっております。

実際にReGolfではティーチングプロの資格を取得している方々にも弊社のロストボールをご愛用いただいております。

性能が落ちたロストボールとは?

前項でロストボールの性能が落ちているものがあるとお伝えいたしましたが、具体的にどのようなものなのかについてご説明をさせていただきます。

具体的に性能が落ちるとはどのようなものなのか申し上げますとゴルフボールに備わっている飛距離性能とスピン性能が低下していることを指します。

ゴルフボールはウレタンや合成ゴムなどの素材からできているゴム製品であるため、水や熱などの弱点があるほか、経年劣化や傷がついてしまうことなどもございます。

水没してしまった場合には水分を含んでしまうことや木などに当たったボールは傷がついてしまうことなど、ロストボールは使用された環境や放置されていた状況によって低下する性能は変わると言えますが、これらの影響によりロストボールの性能が下がってしまいます。

そのため、大きな括りで見るとロストボールは性能が落ちていると言われてしまうのかもしれません。

性能が落ちたロストボールの見分け方と特徴

ここまで見ると性能が落ちてしまったロストボールは使用したくないと思う方も多いかと思いますが、実際に素人の方がロストボールをパッと見てそのボールの性能が落ちているか否かなどは分かりません。

そこでロストボールを販売している弊社独自の観点から、性能が落ちてしまったロストボールの未分け方と特徴について写真にて実例をご紹介しながら解説を行っていきますので、ご覧ください。

水没していたロストボール

池などの水中に水没していたロストボールの実例
ReGolfでは販売していない水没してしまったロストボール

池などに水没してしまっていたロストボールは新品と比較すると圧倒的に性能が下がってしまいます。

その理由は、ゴルフボールは主にウレタンや合成ゴムなどゴムでできており、ゴムは水分を吸収してしまう素材であるため長時間水中に水没してしまっていたゴルフボールは水分を含み、本来の反発力よりも性能が低下してしまい飛距離性能が落ちてしまいます。

また、水没していたロストボールの特徴は、水没していた時間にもよりますが、時間が長いものですと酷く染みてしまっているものやカバーとコアの間に気泡ができてしまうなどボールの形状も変化してくるため、本来の性能である空気抵抗を考えられて作られたディンプルなどが機能しない恐れもございます。

そのため、水没していたロストボールの性能は明らかに低下していると言えるでしょう。

ロストボールを購入する際にはこれらのものが含まれていないか特に注意して購入をしましょう。

酷く傷がついたロストボール

深い傷や酷い傷がついたロストボールの実例
ReGolfでは販売していない傷が酷いロストボール

水没したロストボールに加えてもう一つ気をつけたいことが酷い傷です。

傷とは文字通り傷がついてロストボールですが、その中でも性能が下がっている傷がついたロストボールの特徴は傷の深さにあり、ゴルフをしているとどうしてもカート道にボールが当たってしまったことや木に当たってしまったことで傷がついてしまうことがあると思います。

小傷程度であればさほど性能は低下していないですが、明らかに深い傷や下地が見えるほどの傷などは本来ボールが持っている性能を十分に発揮できない恐れがございますので、ご注意ください。

深い傷であればそもそものボールの重量が変わってくるため、直進性に欠けてしまうことや下地が見えているボールはグリーン上で止まりにくいなどのデメリットが出てくるため、注意が必要です。

ロストボールは使わない方がいいのか?

性能が落ちてしまっているロストボールを見た方なら「ロストボールは使わない方が良いのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。

SNSやネット記事の多くはロストボールについてネガティブな意見が非常に多いため、一部のゴルファーの間ではロストボールを使用することは以ての外と考えている方がいることも珍しくありません。

しかし、本当にロストボールは使わない方が良いのでしょうか?

弊社としては「ロストボールは使っても問題ない」というのが答えとなります。

これはロストボールを販売しているからそのように言っているのではなく、ロストボールの性能が低下しているか否かはプロゴルファーレベルにならないと分かりません。

特に初心者の方であればボール自体の性能もまだ分からない方も多い上に、ボールは無くしがちですので、コストを抑えるためにはロストボールを使用する方がお財布にも優しく且つ楽しくゴルフをプレーすることができると思います。

初心者こそロストボールは使うべき

多くの記事では「初心者こそ新品を使うべき!」、「初心者はロストボールを使用してはいけない」などという文言を見かけますが、初心者こそロストボールを使うべきだと考えております。

前項でもお伝えしたとおり、初心者の方ではゴルフボールそのものの性能を感じることは極めて難しいと思いますので、まずはお財布に優しいロストボールを使用して経験値を積んでいくことが大事です。

ロストボールにも色々な種類があるので、どうしても性能の低下が気になるという方はロストボールの中でも綺麗な品質のロストボールを購入すれば問題ありません。

ロストボールを買うならリゴルフ!

リゴルフでは、9,000件を超える高レビューをいただいており、初心者の方からティーチングプロの方までと幅広い方に愛用されているロストボール専門店です。
品質を4段階に分け、各ゴルフボールの年式も分けて販売しておりますので、ぜひご利用くださいませ。

なぜネガティブな意見が多いのか?

人によっては、コストパフォーマンスに非常に優れていて、ロストボールを使っていても全く問題ないのに、なぜロストボールに対してネガティブな意見が非常に多いのか気になるという方もいるのではないでしょうか?

実際にロストボールに対するネガティブな意見を取り上げている記事をいくつかご紹介いたします。

ロストボールって飛距離が落ちるの?
掲載企業:ALBA Net

“ロストボール”がおススメできない理由 中古好きギアマニアもボールは新品
掲載企業:ゴルフダイジェスト・オンライン

このように、大手メディアでは非常にロストボールに対しネガティブな意見を掲載しています。

もちろんプロゴルファーからしたら、ロストボールを使うなんていうことはありえないことかもしれませんが、一般のゴルファーであればロストボールの性能と新品の性能の違いを大きく実感できる人は極少数に限られていると思います。

そんな中でここまでネガティブな意見が多いのは、ロストボールの購入が増えてしまうと新品であるゴルフボールが売れないからということにあります。

弊社としても新品が売れなければロストボールの販売を継続することができませんので、このようなネガティブな意見も前向きに受け入れて

まとめ

ロストボールの性能について解説を行いましたが、いかがでしょうか。

確かにロストボールという全体の括りで見てしまうとロストボール=性能が低いというイメージを持ってしまう方がいても致し方がないかと思いますが、ロストボールだからと言って極端に性能が低下しているわけではありません。

プロゴルファーレベルでなければ性能の低下には気づけないレベルの数値になりますので、コストパフォーマンスが良いロストボールを使用することは金銭的余裕も生まれるほか、リユース品を使用することでSDGsにも貢献することができます。

ロストボールは決して悪いものではありませんので、性能をそこまで気にしていないのであれば是非とも使っていただきたいと思います。