ゴルフをしているとゴルフギアのメンテナンスを行う方も多い中で、ギアの一つであるゴルフボールを洗っている方も珍しくありません。

そんな中で、ゴルフのコストを抑えるために新品のゴルフボールではなくロストボールを使用している方がいらっしゃると思いますが、このロストボールは意外と汚れてしまっているものを売っていたりするので、家に帰ってからロストボールの汚れを落として綺麗にしてから使用している人もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、ロストボールを販売している弊社だから教えることができるゴルフボール及びロストボールを綺麗にする方法と具体的な洗い方や注意点についてご紹介いたしますので、ご覧ください。

ロストボールの汚れについて

ロストボールの汚れについて

ロストボールを綺麗にする方法をご紹介する前に、まずはロストボールにはどのような汚れがついているのかを把握しておく必要がありますので、ご説明をさせていただきます。

ゴルフをしていない方ですとロストボールの汚れの正体については分からない方が多いと思いますが、ロストボールは基本的にゴルフ場近辺の森林に放置されていることやゴルフ場内にある池などに水没していたボールが多いです。

そのため、基本的な汚れとしては泥汚れがメインとなります。
そのほかの汚れとして多いのが、ゴルフ場によっては松の木が生えていることもあり、プレーヤーが打ったボールが松の木に当たってしまうと松脂がボールに付着して汚れてしまうこともあります。

このような汚れは放置してしまうと色褪せや黄ばみの原因となってしまいます。

汚れがロストボールに与える影響

汚れがロストボールに与える影響は様々あり、綺麗なものと比べて汚れが付着したままではボール本来の性能は発揮できません。

  • 飛距離性能の低下
  • スピン性能の低下
  • 直進性の低下
  • パッティング精度の低下
  • 視認性の低下

ロストボールに付着した汚れを落としていないと主に上記5つの機能が低下してしまいます。

飛距離性能の低下

ゴルフボールにはディンプルという窪みがついており、このディンプルがショット時の空気抵抗を減らして飛距離性能を高めています。

しかし、泥汚れなどでこのディンプルの窪みが埋まってしまうと空気抵抗が増えて飛距離が伸びなくなってしまいます。

スピン性能の低下

松脂などの汚れがついたままですとボールが本来持っているスピン性能が低下してしまい、クラブのフェースを滑ってしまうことやグリーン上で止まりにくくなってしまいます。

直進性の低下

飛距離性能の低下でも触れましたが、ディンプルは空気抵抗を減らす役割を持っており、空気抵抗を減らすことでボールがまっすぐ直進して飛ぶ役割も備えております。

そのため、汚れが付着したままでは直進性に欠けてしまいボールが曲がって飛んでいってしまいます。

パッティング精度の低下

基本的にゴルフボールはまっすぐ転がるよう設計がされておりますが、汚れがついたままでは真っ直ぐ転がらずに曲がってしまうことなどがあり、パッティング精度が低下してしまいます。

視認性の低下

視認性はロストボールをしないためにも重要なポイントとなってしまいますが、泥汚れなどで地面と同化してしまい視認性が下がる

ロストボールを綺麗にする方法

ロストボールの汚れを落とすのに必要な物

ここまでロストボールについている汚れやその汚れがロストボールに与える影響についてご説明をさせていただきました。

では、実際にロストボールはどのように綺麗するのでしょうか。
ロストボールを実際に洗浄し綺麗にしてから販売を行なっている販売店の弊社(ReGolf)がロストボールを綺麗にする方法について丁寧に解説していきたいと思います。

綺麗にする方法をご紹介する前にまずは綺麗にするために必要なものをご紹介いたします。

  • 中性洗剤
  • スポンジ(2個あると良い)
  • 霧吹き(100ml入るものが好ましい)
  • 重曹
  • タオル

まず、以上の5点をご準備ください。

スポンジは2個用意すると綺麗にするのが捗ります。
一つは泥汚れを落とす用として使用し、もう一つは松脂を落とす用として使いましょう。

泥汚れから落とす

まずは、ロストボール全体についている泥汚れや埃など簡単に落ちる汚れから落としていくことが効率的ですので、泥汚れ用のスポンジに水と中性洗剤を含ませて、ロストボール全体についた泥汚れなどを落としましょう。

洗剤を含めたスポンジで磨くとロストボールに付着した泥汚れは比較的簡単に落ちて、泥汚れを落としただけでも十分に綺麗になります。

松脂などの取れない汚れが付着していなければ、仕上げにタオルでロストボールを拭いてあげれば、綺麗になりますので、これで作業は終了となります。

松脂の落とし方

ロストボールの汚れについてご説明をした際に、松脂についての記載があったかと思いますが、ロストボールを綺麗にする上で最も手間がかかるのがこの松脂になります。

まずは、霧吹きを用意し霧吹きの中へぬるま湯(40度前後)を100ml入れたのちに重曹を小さじ一杯入れて、よく振ったら重曹スプレーが完成します。

この重曹スプレーをロストボールの松脂がついた部分へ吹きかけて3分程度待ってから、松脂用のスポンジで拭き取りましょう。

重曹を使用することでロストボールについた松脂の汚れが浮き、簡単に拭き取ることができ、とても綺麗な仕上がりになります。

ただし、重曹スプレーには注意点もありますので、お気をつけください。

重曹を吹きかけて10分以上放置してしまうとゴルフボールのコーティングが剥がれてしまう恐れなど、ボール自体に悪影響を及ぼしてしまうことがありますので、必ず3分以内に収めるようにしましょう。

濯いで乾かす

スポンジで磨いた後は洗剤や重曹がまだ付着してしまっている恐れがあるので、必ず水で濯ぎ洗いをしてしっかりと洗剤などを落としておきましょう。

濯いだのちにタオルでロストボールについた水滴などの水分をしっかりと取っておきましょう。
(ゴルフボールは非常に水に弱いので、必ず水を拭き取り乾燥させてください。)

しっかりと乾かしたら、ロストボールが綺麗になりますので、次のラウンドでの使用など再利用することが可能です。

以上がロストボールを綺麗にする方法の大まかな流れになります。

ロストボールを綺麗にする際の注意点

綺麗にする方法でも少し触れましたが、ゴルフボールは水に非常に弱いです。

ゴルフボールを綺麗にする方法などの記事などで度々、汚れを浮かすためにゴルフボールを水の中へしばらく放置してから綺麗にするという方法を見かけますが、ゴム製品であるゴルフボールは水分を吸収してしまうため、水の中へ漬け込むのはやめましょう。

水分を含んでしまったボールは本来持っている飛距離性能やスピン性能を十分に発揮することができなくなってしまいます。

また、タワシやブラシなどの硬い素材で磨くのもお控えください。

ロストボールであるため頑固な汚れがついている場合もあるので、タワシなどで磨く方が効率的な場合もありますが、ゴルフボールの表面を傷つけてしまう恐れがあります。

コーティング剥がれや傷がついたボールは、水分を含んだボールと同じくボール本来が持つ性能を発揮できません。

手間ではありますが、綺麗にする方法としてスポンジを使って磨いていく方がロストボールには優しいです。

洗濯機を使用した方法

人によっては綺麗にする方法として洗濯機にロストボールを入れて洗うという方もいらっしゃいます。

確かにボール自体は洗濯機を使用すると綺麗にはなりますが、洗濯機自体が破損する恐れが非常に高く危険性が高いため、お控えください。

どうしても洗濯機を使用してロストボールを洗いたいという方は、洗濯機へ入れたロストボールの比重よりもタオルの比重を多くしてタオルも一緒に入れて洗濯を行ってください。
(弊社では洗濯機による洗浄は推奨いたしません。)

ロストボールの保管方法

せっかく綺麗にしたロストボールも保管場所を間違えてしまうと傷んでしまいますので、気をつけましょう。

ロストボールの保管場所として適切なのは、直射日光が当たらない室内で湿度が低く気温も低い場所が保管場所として最適とされております。

直射日光が当たってしまうことや湿度が高い場所に放置してしまいますとゴム製品であるロストボールはすぐに傷んでしまい、黄ばみや色褪せ、変形などの原因となってしまいますので、注意しましょう。

まとめ

ロストボールを実際に販売している弊社が教えるロストボールを綺麗にする方法についてまとめてみましたが、いかがでしょうか。

痛みやすいものでもありますので、綺麗にする際には十分注意しながら本記事で記載した方法を実践してみてください。

また、弊社では綺麗なロストボールは高価買取を実施しておりますので、ぜひご利用くださいませ。

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